いびきや日中の異常な眠気は「病気のサイン」かもしれません
「最近、いびきがうるさいと言われる」「たっぷり寝たはずなのに、日中に強い眠気を感じる」——こうした症状に心当たりはありませんか?
多くの方が「年齢のせい」「疲れがたまっているだけ」と考えがちですが、実はこれらの症状は睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)という病気のサインである可能性があります。SASは、睡眠中に繰り返し呼吸が止まることで、脳や体が十分な休息を取れなくなる病気です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?放置するリスク
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止(無呼吸)や呼吸の低下(低呼吸)が繰り返し起こる病気です。1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI: 無呼吸低呼吸指数)が5回以上で診断されます。
呼吸が止まるたびに血中の酸素濃度が低下し、脳は「危険だ」と判断して覚醒反応を起こします。このサイクルが一晩に数十回から数百回も繰り返されるため、睡眠の質が著しく低下します。
SASを放置した場合のリスク
いびき外来・睡眠外来は何科に行くべき?

いびきの相談先は主に「耳鼻咽喉科」と「呼吸器内科」の2つです。耳鼻咽喉科は鼻や喉の構造的な問題(アレルギー性鼻炎、扁桃肥大など)の診断・手術治療が得意です。一方、呼吸器内科はSASの診断、CPAP療法の導入・管理、そして高血圧や糖尿病などの生活習慣病を含めた全身の健康管理を得意としています。
SASの治療の多くはCPAP療法であり、月に1回の定期的な通院が必要になります。長期にわたって無理なく通い続けられるクリニックを選ぶことが、治療成功の大きなポイントです。
当院での検査の流れ

「検査=入院」と思われがちですが、SASの検査はまずご自宅でできる簡易検査(アプノモニター)から始めます。小さなセンサーを指と鼻に装着して、いつも通りにベッドで眠るだけ。入院の必要はなく、お仕事を休む必要もありません。
3割負担の場合、検査費用の自己負担額は約2,700円〜3,000円程度です。この程度の費用で、ご自身の睡眠の状態を客観的に知ることができます。
睡眠時無呼吸症候群の主な治療法(CPAP療法)

中等症〜重症のSASに対する標準的な治療法がCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)です。鼻や口にマスクを装着し、機械から送られる空気の圧力で気道を開いた状態に保ちます。
「マスクをつけて寝るなんて…」と不安に思われるかもしれませんが、多くの患者さんは1〜2週間で慣れ、1ヶ月後には「つけないと眠れない」とおっしゃいます。治療を継続された方からは「朝のスッキリ感が全然違う」「日中の眠気がなくなった」という喜びの声をいただいています。
CPAP治療にかかる費用と生活への影響
CPAP治療は健康保険が適用されます。3割負担の場合、毎月の自己負担額は約4,500円〜5,000円(診察料+機器レンタル料)です。1日あたりに換算すると約150円〜170円。缶コーヒー1本分の費用で、質の高い睡眠を手に入れることができます。
また、CPAP治療中でも旅行や出張は問題なく楽しめます。最近の機器はコンパクトで軽量(約1kg)になっており、飛行機への持ち込みも可能です。
尼崎・塚口でいびきにお悩みなら医療法人煌仁会森川内科クリニックへ

当院は呼吸器内科を専門としており、SASの検査からCPAP治療の導入・管理、さらには高血圧や糖尿病などの生活習慣病の管理まで、ワンストップで対応いたします。
「たかがいびき」と放置せず、まずはお気軽にご相談ください。ご家族の同伴での受診も歓迎しています。
