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CPAPの旅行・出張準備|飛行機・ホテルの注意点

CPAP治療中の旅行・出張で確認したい持ち運び、飛行機、ホテル、海外渡航の注意点を解説。航空会社に確認すべきことと、自己判断で中断しない重要性を紹介します。

CPAPの旅行・出張準備|飛行機・ホテルの注意点|森川内科クリニック いびき・睡眠時無呼吸症候群

CPAP治療中でも旅行や出張に行ける?

【結論】はい。CPAPは持ち運んで旅行先・出張先でも使えます。睡眠の質と日中の安全を保つため、特に中等症以上のSASでは、旅行中も継続して使用することが基本です。

機器の大きさ・重さ、バッテリーや加湿器の取り扱いは機種によって異なります。出発前に、ご自身の機器の取扱説明書と航空会社・宿泊先の条件を確認しておくと安心です。参考文献1睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020日本呼吸器学会/厚生労働科学研究班2020年。ホバーまたはフォーカスで書誌情報を表示し、クリックで参考文献リストへ移動します。[1]

旅行を理由に自己判断で中断すると、いびきや無呼吸、日中の眠気が再び現れるおそれがあります。短期旅行でも中断してよいか迷う場合は、事前に主治医へ相談してください。

飛行機にCPAPは持ち込める?事前に何を確認する?

【結論】CPAPを機内持ち込みできる航空会社は多くありますが、手荷物の扱い、機内使用、バッテリーの条件は航空会社ごとに異なります。必ず利用する航空会社の公式案内を事前に確認してください。参考文献2睡眠時無呼吸症候群(CPAPご利用)のお客様全日本空輸(ANA)2026年。ホバーまたはフォーカスで書誌情報を表示し、クリックで参考文献リストへ移動します。[2]

確認したい項目は、医療機器としての持ち込み可否、通常の手荷物制限への算入、機内で使用する場合の事前申請、バッテリーの容量・梱包方法です。国際線では、英文の診断書や機器の説明書を携帯すると手続きが円滑なことがあります。

保安検査では機器を取り出すよう求められる場合があります。破損を避けるため、預け荷物ではなく専用バッグで持ち込むことをおすすめします。

出典:各航空会社の医療機器・危険物(リチウム電池)に関する公式案内。規定は変更されるため渡航前に必ず確認してください。

ホテルでCPAPを使うときの準備は?

【結論】電源の位置、水の扱い、ベッド周りの設置場所を事前に確認しておくと、宿泊先でも落ち着いて使用できます。

コンセントがベッドから遠い場合に備え、旅行先の電圧・安全基準に適した延長コードを用意する方法があります。ただし、施設の安全規則やコードの取り回しには注意し、通路をふさがないようにしてください。

加湿器を使う機種では、取扱説明書に従った水の扱い・清掃が必要です。海外では電圧・プラグ形状も確認しましょう。CPAP本体は安定した平らな場所に置き、床に直接置く場合はほこりや水濡れを避けてください。

旅行中だけCPAPを中断してもよい?

【結論】中等症〜重症のSASでは、旅行中もCPAPを続けることをおすすめします。中断の可否は重症度・眠気・併存疾患・旅行内容によって異なるため、自己判断は避けましょう。

「荷物を減らしたい」「アウトドアで電源がない」などの事情がある場合は、旅行前の受診時に具体的な日程と環境をお伝えください。必要に応じて、機器の選択、電源の確保、安全上の注意を一緒に確認します。

飲酒は気道を狭めて無呼吸を悪化させることがあります。旅行中も過度の飲酒を避け、眠気がある状態での運転や危険作業をしないことが大切です。

このページの執筆・監修者

森川 髙司(もりかわ たかし)

医療法人煌仁会 理事長・森川内科クリニック 院長

平成4年(1992年)3月に奈良県立医科大学を卒業し、平成5年(1993年)5月17日に医師免許を取得しました。同大学付属病院(第2内科)で臨床研修を行い、内科医として呼吸器・感染症を含む幅広い診療経験を積んできました。2016年に森川内科クリニックを開院し、2019年に医療法人煌仁会を設立しています。

主な資格・研修:内科専門医、日本医師会認定産業医、温泉療法医、かかりつけ医認知症対応力向上研修修了。所属団体として、日本喘息学会、日本医師会、兵庫県医師会、尼崎市医師会などが公式ページに掲載されています。

確認済みの指定医・認定医:難病指定医、公害指定医、被爆者一般疾病医、高濃度ビタミンC点滴療法認定医。

いびきや日中の眠気が気になる方へ、検査から治療の選択肢までを分かりやすく解説します。

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監修の根拠・参考文献

本記事は、以下の診療ガイドライン・査読文献・公的機関または事業者の公式案内を参考に、医師が内容を確認しています。

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  1. 1.

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020

    日本呼吸器学会/厚生労働科学研究班2020年)

    最終確認:2026年8月15日ガイドライン:2020年版

  2. 2.

    睡眠時無呼吸症候群(CPAPご利用)のお客様

    全日本空輸(ANA)2026年)

    最終確認:2026年8月15日公式情報:掲載元の更新情報を確認

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